
約5m級の魚群姿と125cmの単体姿比較
単体の姿
アローラの海上部隊カイノの隊長である ツミレ と訳あって協力関係を結んでいる魔女。
単独の姿は幼く、力も弱い。いつも泣きそうで困ったような表情をしているが、口調は弱々しいものではなく強気。普段は原型の姿でツミレの頭の上などに居座っている。幼子のような単体姿の彼女を、アローラの魔女・ナロカだと思う者はそういないだろう。
物心ついた時から自身の群れを持てず、一人ぼっちだった彼女が海の中で出会ったのが、夥しい数の魚群の制御に苦しんでいたツミレだった。彼の魚群は波織の魔力に不思議と馴染み、荒れ狂い襲い掛かる群れを落ち着かせる事が出来た。それ以降ツミレの船に乗り込み、一船員として気ままに過ごしている。
彼を呪った魔力の、自身への馴染み様を訝しんでおり、ツミレと行動を共にしながら密かにその者の影を追っているようだ。
群れの姿
潮騒(しおさい)の魔女と呼ばれる波織の群れた姿。平常時は全長5mほど。誰かと戯れる時は2〜3mくらい。
幼い波織が深い眠りに落ちている時に現れる事が多く、どうやら彼女が見る夢が具現化したものらしい。本体の記憶が共有されているようだが、眠っている単体波織にはこの姿を制御しようがない。奔放で凶暴。
契約者であるツミレの言葉は一応通じるようだが、話が通るかは群れ波織の気分次第。
群れ時の記憶は魚群の中に散り散りになり、単体の波織には断片的にしか引き継がれない。
鱗状の肌は青白く、爪は細く鋭く伸び、尾鰭は一度振れば大波を起こせるほど。戦闘態勢に入れば全長8m級…魚群の数が多ければ多いほど彼女の姿は更に巨大なものになっていく。群れた波織はほとんどのものに我関せずで、口を開くことも稀。
彼女にとってツミレは極上の餌の認識。彼に手を出そうものなら魔女の怒りを買う事になる。
★特有能力『具現化』