
ジェット
寡黙で淡々としており、感情を大きく表に出すことは少ない青年。人付き合いはあまり得意ではなく、冗談や嘘を言うことも苦手。言いたくないことや上手く言葉にできないことは、下手に取り繕うよりも黙ってしまう。
一方で感情そのものが乏しいわけではなく、内には負けず嫌いな一面も持つ。一度決めたことには非常に粘り強く、簡単には諦めない。言葉で気持ちを伝えることは不得手だが、その分行動で示すことが多い。
現在は家業である空飛ぶタクシー会社『コルヴス・キャブ』の運転手として働いている。特に地上走行の自動車や運転が好きで、車両の整備も自ら行う。
アーマーガアとしての力は強いものの長時間の飛行はあまり得意ではない。その尖った飛行能力は戦闘向きで、そちらに重点を置いて一人訓練を続けてきた。戦闘ではポールアックスを扱う。
幼少期は現在とは大きく異なり、よく喋り、感情がそのまま表情に出るやんちゃな少年だった。無茶や悪戯、喧嘩も珍しくなかったが、16歳の頃に起きたある事件を境に現在のような性格へと変化した。
コルヴス家
空飛ぶタクシー会社『コルヴス・キャブ』を営む一家の生まれ。両親のほか、年の離れた姉ユーディアがいる。
用心棒として各地で働いていた ユーディア に幼い頃から憧れており、武器の扱いを教わった姉弟であり師弟でもある。やんちゃが過ぎれば叱られることも多かった。彼女が得意とした長柄の大斧を通じて長柄武器の基礎を学び、現在使用するポールアックスにもその教えが受け継がれている。
ユーディアは夫との間に双子をもうけており、ジェットにとっては甥姪にあたる。二人とも非常にやんちゃで、現在のジェットにはそのテンションについていけず、身体によじ登られてはどう接すればいいのか戸惑うこともしばしば。手を焼きながらも、二人を見ていると時折かつての自分を思い出す。
家業の跡取り候補でもある。本人は継ぐことを拒んではいないものの、事件後のジェットは自身の将来について考えられる状態ではなかった。今は持ち直しはしたが彼の目には諦めは感じられず、両親もいずれは前へ進んでほしいと願いつつ無理強いはしていない。
幼馴染 タンザナイト✧︎
二歳年下の幼馴染。幼い頃から共に過ごしてきた、ジェットにとって特別な存在。幼少期は泣き虫だったタンザナイトを引っ張っていくことが多く、「自分についてこい」とばかりにあちこちへ連れ回していた。
二人がまだごく幼かった頃、タンザナイトの美しい瞳に一目で惹かれたのが始まり。以来すっかり彼のことを気に入り、彼が大人に構われているだけで不機嫌になり、「俺のだから返せ」と騒いでは、まだおしゃべりもままならない彼を驚かせ泣かせたこともあった。
今のジェットにとっては目を覆いたくなるエピソードだが、成長してからも彼を大切に思う気持ちは変わらず、ジェットの行動や選択に大きな影響を与える存在となっている。
自宅内人間関係(事件前)